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 「プール開き」のお清め

【「学校珍百景」へようこそ】

水泳指導の最初の「プール開き」で、“塩" でお清めをした地域も多いのではないでしょうか。低学年の子どもたちの中には、プールが塩辛くなってしまうことを心配する子や、プールの水を海の水に変えるおまじないだと思っている子もいます。

今回の「学校珍百景」は、このプール開きでの塩のお清めについてから考えてみましょう。

さて、安全を祈願する「プール開き」でのお清めの儀式は、塩だけでなく、お酒も使われることもあり、学校によっては、神主さんを呼んで本格的にお払いをする所もあります。

塩がどうしてお清めとして使われるのかというと、神道では、海が、罪やけがれを浄化する場として考えられてきたからです。したがって、海からとれる塩も神聖なもので、万物を清める浄化力があると信じられてきたからです。

ちなみに、仏教には「塩で清める」といったことはしません。にもかかわらず、仏教のお葬式でも「塩で清める」習慣があるのは、神仏習合的を自然に受け入れた日本人らしい発想なのかもしれません。

「プール開き」では、塩のお清めの他にもテープカットやくす玉を割る学校もあります。テープカットはヨーロッパからの文化。リボンにはさみを入れるのは、何かを "解放" するか、または "開く" ことを意味していたようです。今ではそれが、「未来を開く」「災いを断ち切る」という意味があると、子どもたちには指導しました。

くす玉も西洋からだと思っていたら、これは漢字で「薬玉」と書いて、中国で魔よけのおまじないとして使われていたものが日本に伝わったようです。

子どもたちに、それぞれの行為の意味を教えたり、調べさせたりすると、とても興味をもって取り組んだり、意欲的にその役割を果たしたりします。

このように、日本の学校の儀式には、「プール開き」一つとっても、いろいろな国の文化や風習が集まっています。他国の宗教や文化も抵抗なく受け入れ、日本的にアレンジしていくことは、学校でも自然に行われてきたということだと思います。

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 塩崎義明(しおちゃんマン)の公式メインブログです。教育問題について語ります。

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 37年間千葉県浦安市の小学校現場で学級担任として勤導論などを担当。全国生活指導研究協議会常任委員。黒猫大好き。

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ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

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2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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