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読む・聞く・書く・話す

【学校現場批評】

日本の学校教育は、なんだかんだで、国語の時間が一番多いのです。

その中で、読む指導が重く指導され、聞く指導は態度マナー指導としてうるさく指導され、書く指導は読み・聞くの評価の手段として利用され、話す指導は他に比べて軽く指導されるイメージがあります。

さて、二つの大学で教えていて、読む、聞く、書く、話すの中で、一番優れているのは、個人的には「書く」力だと感じます。読む、聞くに比べて重い指導がなされたと思えない書く力が優れているのか不思議な感じがします。

それに比べて、落ちているのは、重く指導したはずの読む力と、形だけしか指導していない話す力。

このように考えてみると、国語の力だと分類されている読む・聞く・書く・話す力というのは、授業ではなく、生活の中でこそ培われているのではないか?という仮説が成り立つわけです。

たとえば読む力が弱いのは、生活の中で読む生活が習慣化されていないため。新聞しかり、読書しかり読む生活が薄くなっているということと無関係ではないでしょう。

書く力がなぜか伸びているのは書くことが評価に利用されるため学習において書くことが日常化していることと、文字で表現することがネットコミュニケーションの中で落ちることなく育っているからなのかもしれません。

それに比べて、聞く・話す力は、方法論としてしか教えていないので、力になっていないのではないでしょうか。

アドリブがきかない学生さんが多いのが現実で、大学の授業でも、自分の意見を述べること自体を躊躇する学生さんがほとんどです。

日常的なコミュニケーションが軽くなっていたり、嘘芝居になっていたりしているのが、聞く・話す力を豊かにしていないことの原因かもしれません。

文科省が提唱する国語の授業は減らし、日本語の授業を豊かにしつつ、生活の中で豊かなコミュニケーションを生み出す活動を学校で保障するべきだと考えています。

特にアドリブのきく、嘘芝居でない話す・聞くのコミュニケーション能力は、AIの時代になるからこそ大切ではないでしょうか。

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 塩崎義明(しおちゃんマン)の公式メインブログです。教育問題について語ります。

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 37年間千葉県浦安市の小学校現場で学級担任として勤導論などを担当。全国生活指導研究協議会常任委員。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

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ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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