2018/09/25
「自分の言葉」を失っていないか?
子どもたちが「自分の言葉」を失っている。「自分の言葉」を持つことが許されなくなっている。疑問を持つこと、異議申し立てをすること、自分の意見を持ってそれを発信することが、ブラックな関係性の排除の力の前に許されなくなっている。ブラックな関係性は国家・組織・集団への同調を強要し「上」への忖度を大事にする。そのために「自分」を犠牲にする行為を「美談」とする。そして多くの日本人は、「自分の言葉」を隠して嘘芝居を演じている。
教師はどうだろう?「自分の言葉」で教えているか?自分の判断で指導ができているのか?ブラックな関係性の中で、自分を見失っていないか。それを子どもたちに見透かされて、すれ違いをおこしていないか。
「自分の言葉」を持とうではないか。「自分の言葉」で子どもに向き合おう。それが子どもたちから信頼を勝ち取る一番の方法であり、今一番求められていることだと思う。
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