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変えることを恐れずに

自閉症などの発達の凸凹(発達障害)を持った子どもは特定の音を嫌がる場合があります。大きな音、急に聞こえてくる音に対して両手で耳をおさえたり、パニックになって泣き出してしまったりということがよくあるのです。

音を嫌がる理由には聴覚過敏により「音が大きく聞こえてしまう」「音により何かを連想させる」「音により何かが起こるのではないかという不安」「様々な音が重なり合って聞こえて混乱する」「突発的な音でパニックになる」などがあります。

学校現場でよく話題になるのが、運動会のピストル音をどうするかという問題。私などは、そういった話になったら当然ピストル音をやめて、他の信号にするべきだと思うのですが、そういったことがなかなか変えられないのが学校。

盛り上がらない、一人の子どものためにルールを変えるのはおかしい等々の理由で、なかなかピストルをやめないのが日本の学校。そしてそういった声は、教師だけでなく、保護者からも聞こえてくることです。そしてそれが(保護者から反対の声があることが)変えない第一の理由とされます。

その子のレースだけ笛で…、という案もあるのですが、前後の音にも驚いてしまうことや、一緒に走る子の保護者の理解が得られなかったので結局はピストルで、といった事例もあります。まだまだ、日本にはこういったことの理解が得られる国ではないようです。

話は少し変わりますが、五輪や世界陸上で(水泳でも)、ピストルをやめた理由をご存知でしょうか?ピストル音が聞こえてくる時間がコースによってズレがあることが確認されたからだそうです。世界規模の大会で、マズイと判断したらすぐに変えているのです。現在の世界陸上のスタート音は、各レーンのスタート台についているスピーカーから出ているそうです。

パラリンピック・オリンピック開催を控えた国の子どものレースでいつまでピストル音にこだわっているのでしょうか。変えることを恐れずに、全ての子に優しい国であってほしいものです。

※パラリンピックには発達障害は参加資格にはなっていません。

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 塩崎義明(しおちゃんマン)の公式メインブログです。教育問題について語ります。

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 37年間千葉県浦安市の小学校現場で学級担任として勤導論などを担当。全国生活指導研究協議会常任委員。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

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ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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