2018/11/18
教育にお金をかけることの大切さをあらためて考えてほしい
教師の休職……。精神的疾患が大きく取り上げられているが、一方で他の病気で休まなければならなくなるケースも少なくない。私もここ数年、この時期に狭心症になっている。この時期なのは寒くなって水をとらなくなるからではないかと考えている。さて…、ひどい学校では「代わりの人がいない」という理由で、休むことについてとても嫌な顔をする管理職や休ませない管理職までいることが報告されている。代わりがいなかったら自分がやる!!くらいの気概を持った管理職であってほしいものである。
しかしそもそも人がいないのは管理職のせいではない。都道府県教育委員会、文科省・財務省の責任である。にも拘わらず教育委員会は校長に「人探し」を押し付けて、ここ数年続いている人手不足について何の解決策も打ち出していない。誰かが休まなければならなくなった学校は運が無いからあきらめろ、と言うスタンスだ。
そもそもこの国は、教育や福祉に真剣にお金をかけようとは考えていないようだ。節約できる分野だと考えているようだ。この考え方を変えない限り、この国に未来はない。
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