2018/11/28
七転八倒や七転び八起き、そして七五三の『七』
帯状疱疹で「七転八倒」しているという報告をした。「七転八倒」と「七転び八起き」が似ていて、時々読み違えることに気づいた。
どうして七と八なのかを調べてみたが、「たくさん」という程度の意味でしかないようだ。
七回転んだら七回しか起きられない、というつっこみに対しては、倒れる回数以上に立ち上がろう!!と呼び掛けているということらしい。
七転八倒は倒れたままなのに対して、七転び八起きは起きているわけで、言葉は似ているけど、全く違う意味になっているのが面白いと思った。
日本人は「七」という数字に特別な思いを持っているのかもしれない。
「七五三」の読み方は「しちごさん」ともう一つ、『しめ』という読み方がある。『しめ縄』の『しめ』と同じ意味だ。
実は、中学だったか、高校だったか…、テニス部の先輩で、名字が『七五三(しめ)』さん、という方がいて、その読み方があることは知っていた。
しめ縄は、不浄なものから守る役割がある。
また、子育ては、七歳までは神様の手にあり、場合によっては命を奪ったり、川に流したりした残酷で悲しい歴史が日本にはある。
七五三を祝うのは、子どもが人間の手に戻ってきたことを祝い事という意味もあるらしい。
日本には、まだまだ『七』をめぐる話はありそうだ。
『七』をめぐってのオリジナル授業をやりたくなった。
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