2019/01/12
年頭の挨拶に加えてほしい一文「『特別の教科 道徳』の形骸化」
今年の年頭のあいさつに、特別の教科 道徳について触れることを忘れてしまった。https://shiozaki.blog.fc2.com/blog-entry-4170.html
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●『特別の教科 道徳』の形骸化
あれだけ、珍百景を繰り返していた特別の教科 道徳であったが、最近では現場では話題にならなくなってしまった。早くも形骸化しているという話を聞く
授業は上から指示された通りにどのクラスも同じようにやればいい。国語ほど難しくない事例を読んで、子どもに意見を言わせればいいのだから、そんなに難しくない。
話題になっていた通知表の「文章評価」も文例が出尽くしているのでそれを参考にすれば良い。あとは管理職が赤ペンや付箋で修正してくれる。まさに茶番。
※このことについては、すでに私はブログで予言していました。まさにその通りになっているのです。
▼特別の教科 道徳 の評価
https://shiozaki.blog.fc2.com/blog-entry-3368.html
この記事を書いた時は、道徳を推進したい側はもちろん、評価の問題をそんなに簡単に考えていいのかと、特別の教科道徳に反対の立場の側からも批判された。しかし私の言った通りになっている。そもそも道徳の評価を通知表に文章評価することほどの茶番はないということ。
もともと「特別の教科道徳」そのものが「茶番」であり、こんなことで子どもが育つはずはないことを教師はわかっていて指導する、子どももそれに合わせる、といった茶番を超えた『嘘芝居』なのだ。
このクソ忙しい現場に、こんな茶番や嘘芝居を持ち込むことは即刻やめたほうがいい。授業も評価も無駄な時間だ。
もっとリアルな生活指導や道徳教育を推進するべきなのである。
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