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児童虐待問題と教師の役割

 子どもに家庭での虐待が疑われる場合の対応は「早期通告」に尽きます。

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 通告義務は法律でも定められています。

「児童虐待の防止等に関する法律」は『児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、速やかに、これを市町村、都道府県の設置する福祉事務所もしくは児童相談所または児童委員を介して「通告」しなければならない』(6条)。

 つまり虐待を受けているという確信まではない場合でも通告する義務があるのです。

 この通告義務は教師だけではなく「発見した者」全てを指していますが教師は日常的に子どもと接しているので、子どもの変化の『気づき』が大切になってきます。『気づき』ができるためには、三つのスタンスが重要です。

一つ目は、
 「子ども一人ひとりの変化に気づけるような距離と正しい情報を持つこと」です。できる・できない、早い・遅い……、といった上辺だけで子どもを見るのではなく、子どもと横並びの距離をとりながら日常的にその子の事情と真実を知る努力が必要です。これは虐待発見のためだけではなく教師と子どもとの関係づくりのキーワードでもあります。

二つ目は、
 「子どもたちとの『出会い直し』を繰り返すこと」です。子どもは変わります。最初の情報に固執していると見誤ります。何度も「出会い直すこと」で最新の子どもたちと出会いましょう。(「通信ノート」等の実践等があります)

三つ目が、
 担任ひとりで抱え込まず「常に『共同』を意識すること」です。気になることがあったらすぐに誰かに報告・相談することです。一方で、子どものことで緊急を要する事案があった時の学校体制を確立しておく必要があります。内部での対応の手順、外部機関との連携の筋道も確立されていなければなりません。

 二度と悲しい事件が起きないためにも、私たちのできることに全力を尽くしたいものです。

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 塩崎義明(しおちゃんマン)の公式メインブログです。教育問題について語ります。

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 37年間千葉県浦安市の小学校現場で学級担任として勤導論などを担当。全国生活指導研究協議会常任委員。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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