2019/07/05
朝の会の話
最近は、朝の会の時間にもいろいろやることがあって、なかなか担任が子どもたちに話をする時間がありません。※英語やそれに代わる教科をモジュールで。
※朝読書や読み聞かせ。
※合唱の練習
等々
もし話をする時間があったら、やはり、今話題になっていることを子どもたちと話をしてみたいです。それが大きな学びに発展することもあるのですから。
たとえば、中日ドラゴンズの応援歌で、「お前」という歌詞があるのはふさわしくないとして、歌わ(え)なくなった件。
「お前」とは、「御前」が語源で、神仏や貴人の前の意味が語源で、敬語であったこと。
それが明治時代頃から、同等や目下の者に使う言葉に変化したこと。
きっかけは、亭主のことを『おまえさん』と呼び、庶民が「オマエ」を使うようになったことがきっかけらしいこと。
似たような変化をした言葉には、「貴様」があること。
ちなみに、「こいつ」は、こ奴(こやつ)の音が変化したもので、軽んじる、ののしる⇒親しみを込めるという意味でつかうこと。
「こ」・・・近称(こいつ、ここ、これ)
「そ」・・・中称(そいつ、そこ、それ)
「あ」・・・遠称(あいつ、あそこ、あれ)
「ど」・・・不定称(どいつ、どこ、どれ)
なお、「どいつもこいつも」の意味は「どの人も」「全ての人が」という意味であること。
そんな話を朝してみたいものです。
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