2019/08/22
子どもの生きづらさに注目した実践を展開して学校を子どもの手に取り戻そう
「脅迫管理主義」は、教師を管理することで、子どもも同じように管理します。そして、そこから生まれる、恐怖や孤独感……、生活していく不安から逃れるように子どもたちは管理が行き届かない場所をシェルターとして身を守っています。
(生きづらさが暴力的な行為として表出され、教室外でクールダウンすることも含みます)。
それが特別支援学級だったり、保健室だったりしているのではないでしょうか。
そんなシェルターに避難した子どもたちには明るい笑顔が見られます。
(迎えに来てくれたり、遊びに誘ってくれたりする仲間の顔を見た途端、再び暗い顔に戻るのですが)
子どもたちは、安心できる関係を求めています。
自由と権利が大切にされ、その子に応じた対話・相談、学習・学びが保障された教室を望んでいるのです。
学校を、教室を、そんな子どもたちの手に取り戻しましょう。
"良い子・できる子芝居" をしている子どもたちもそれを望んでいるのですから。
そして、その実践を推し進めることこそ、学校を子どもたちだけでなく、教師の手にも取り戻すことにつながるのです。
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