2019/10/24
旭日旗と高御座
東京オリンピックで持ち込みについて議論されている旭日旗と、今回の天皇即位の時に使われた高御座の形は、無関係ではないというお話。まず…、
旭日旗には、中央の日輪から四方に16本の光線が走っています。真ん中の赤い丸は日輪です。そこから四方に走っている16本の光線は、日の神の子孫である天皇の威力が八紘(八方=全世界)に及ぶことを示していると言われています。
そして今回の高御座の形がやはり八角形なのです。
この『八』という数字の意味は、中国の思想から来ています。
中国では、宇宙全体を八角形としてとらえる思想がありました。それで、最高神の上帝をまつる祭儀に八角形を使っていたそうです。
日本でも、上帝を天皇として、飛鳥時代ごろに宇宙全体空間を八角としての「八角思想」を受け入れたそうです。
日本書紀ができたのは、天武、持統の頃、「八」が多用されているようです。
大八島国であった日本、八咫烏に導かれた神武天皇、三種の神器は、八咫鏡、八十握剣、八坂瓊勾玉。全部八です。
八幡神、八百万の神々など…、そして旭日旗の16本の光線も『八』がもとになっているのです。
<参考>
▼天地宇宙全体の象徴「八」の謎
https://ameblo.jp/taishi6764/entry-11900858410.html
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