2020/08/05
パワハラやいじめで苦しむ教師の急増
SNSの投稿や、現場の教師たちからの情報によると、この夏休みで、パワハラやいじめを受けて、教師を辞める人や、精神的疾患で休職する教師が増えているようなのです。その対象層は、講師や経験が浅い職員等、いわゆる弱い立場の人たちが多いです。
そしてそういった状態に対して、管理職は何もできないことが特徴です。
問題を大きくしたくない気持ちが先に立って、そっと様子を見ている感じなのでしょうか?
それで、教育委員会に直接話が伝わり、教育委員会が調査をすることになった学校も複数あります。
加害側の職員は、そんなつもりではなかった、指導したつもりだったと、繰り返すことも特徴です。
自分たちの言動が相手をどう傷つけているのかイメージできていないということです。
また、自分自身の実践や仕事に自信が持てず、誰かを攻撃することで自分の立場を守る、といった意識もあるようなのです。
管理職はハラスメントやいじめにつながる言動は許さないことを強く発信することと同時に、うまくいかないこと、仕事の負担等にも目を配り、みんなで解決していく具体的な対策を打ち出すことが求められています。
同時に、職員集団自身も、各自が相談窓口になるつもりで、広くコミュニケーションを広げていく必要があります。
そういった構想が持てない現場は、子どものいじめ問題についても、対応できないのだと思っています。
(*ᴗˬᴗ)⁾⁾
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コメント
管理職の意識の低さもパワハラがなくならない要因では?
彼らの年代的な背景もあるのか知れませんが、若い一般職に対する指導を名目とした言葉のなかに、当たり前のように個人の人格を傷つける発言があるなど、その地位や権威を勘違いしているかのように感じます。
もちろん立派な人格者が校長をされていることもありますが、そもそもそう言った人が長を務める現場は空気がまるで違っていてハラスメントはほぼ皆無です。
これまでの経験ではそのような人格者の校長と出会えた経験は残念ながら半数に及びません。
そんな実情を考えると、 職場のパワハラ=管理職に相談と言うのは半ば幻想か、場合によっては相談した側が不利益を被るリスクが高いように思います。
また、そのような管理職によるパワハラの相談窓口として指定されている教育委員会は、管理職と縁故関係が強くほぼ身内同然であることも事実です。
一方でハラスメントの被害を受ける側の若手の職員が、そんな機関に相談を持ち込んだとするとまず管理職側が優遇されることになるでしょう。
ドラマやゴシップではなく現実的にそうであることが、世間に認知されて組織改革が進まない限り、真面目な教師ほど追い込まれていく構図は崩せないかも知れません。
悲しいことですが、これが現実であると言うことをご紹介させていただきました。
2020/10/24 01:37 by 現場の中の人 URL 編集