2021/02/21
#学校現場に討議討論のある会議を (2)
ある教育研究会の分科会で「職員集団の共同」という分科会があったので参加したことがあります。自分はパネラーとしての参加です。ところが、司会から具体的なテーマが出されてびっくりしてしまいました。
"反対意見の出ない職員の人間関係づくり"
"反対されない企画案作り"
といった柱で話してくれと言うのです。
そしてその分科会そのものの運営も、参加者からの一切の質問意見は受け付けないという徹底ぶりだったので、逆に感心してしまった記憶があります。
パネラーとしての私の発言は……
『意見を言うことこそ中身を深めることができる』
『意見の対立があっても、その議論が終われば、人間関係が崩れることがないというマナーと道徳を手に入れなければならない』
と主張しました。その結果、参加者が若干引いているのを感じてしまいました。(苦笑)
日本人の「和」というのは、それぞれを気遣い、足並みをそろえ、対立の無いように配慮して、共に行動することのようです。
そういった気遣いも大切なことがある場合もありますが、全てがそうであっては前に進めないのではないでしょうか。
この国がその歴史を大きく前に進めた時は、激しい意見のぶつかり合いを経てのことであったことを忘れてはなりません。
そして、意見の出ない会議の結論は、結局は上からの言う通りの "出来レース" が多いことにも気づかなければなりません。
(*ᴗˬᴗ)⁾⁾
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